カモガヤアレルギーと果物のメロンスイカの関係!小麦は?
カモガヤアレルギーの人は、メロンやスイカ、そしてトマト、キウイ、オレンジなどを食べると口腔アレルギー(OAS)を起こします。
この口腔アレルギーとは、どのような症状なのか、そして、どうしてメロンなどで口腔アレルギーが発生するのかを説明します。
また、カモガヤアレルギーを悪化させる可能性がある小麦を使った食品やカモガヤアレルギーの症状を緩和させる方法についても説明をします。参考にしてみてください。
カモガヤってどんな植物?
カモガヤとは、イネ科の植物で日本全国いたるところにはえている雑草です。北海道には多く生えており、とても生命力の強いイネ科の植物です。
公園や道端、芝生など至るところに生えています。日本ではスギやヒノキの花粉症が有名ですがその次、つまり日本では3番目に多い花粉症の原因となっている植物です。
カモガヤアレルギーは、スギやヒノキ花粉症を患っていますとアレルギー反応が現れやすくなります。
統計データによるとスギ花粉症患者のうち50%がカモガヤ花粉症も併発しています。
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カモガヤアレルギーの症状は?
では、カモガヤアレルギーの方はどのような症状があるのでしょうか。
カモガヤアレルギーの症状は、普通の花粉症と同じように目が痒くなったり、くしゃみが出たりします。また、喉に違和感を覚え、咳が止まらなくなります。
そして、カモガヤアレルギーの10人から20人に1人が、口腔アレルギーを発症することがあります。
この口腔アレルギーは、専門用語ではOASといって特定の食べ物や食品を口にすると口の中や食道が痒くなったり、顔が腫れたり、蕁麻疹や発作などが起きます。
重症な症状になると急性アナフィラキシーショックという症状が現れ、昏睡状態や呼吸停止に陥り最悪の場合は突然命を落とすこともありえます。
メロンやスイカ、キウイそしてトマトなどが、アレルゲン(アレルギーの原因)になります。
どうして、口腔アレルギーを起こすのか?その理由は、メロンやスイカ、トマトに含まれているタンパク質の成分とカモガヤ花粉のタンパク質の成分が、大変、似ているからです。
つまり、メロンやスイカ、トマトを食べるとカモガヤの花粉を直接口に入れているのと、同じこととして体が勘違いをしてアレルギーの症状が出てしまうのです。
このような果物や野菜は特に生で口に入れると危険です。少し加熱をすれば、カモガヤの花粉に似た成分を壊すことができるので、アレルギー症状が発症するリスクを下げることができます。
タンパク質はある一定以上の熱をかけると変性します。よく生のリンゴを食べるとアレルギーを起こす人がコンポート(リンゴを煮詰めたジャムのようなもの)にするとアレルギーを起こさないと効きますが同じ原理です。
といっても、加熱した食べ物を食べても人によっては、やはりOASを発症してしまうことがあるので、できるだけ口にしないほうが無難です。
さらに、卵のような高タンパク質の栄養素を多く摂取しますと、体内で分解することができず、強い、アレルギーの症状が出てしまいます。
自分の体にどのようなアレルギーがあるのかを調べる方法として、皮膚に食品の成分を注入し反応を見るというものがあります。
自身の知らない、アレルギーの症状を見つけることができますので、試しに病院でおこなってみると予防対策に効果的です。
このようなOASの症状はいきなり重症化するのではなく、例えばある日、メロンを口にしたら違和感を感じ、何度も繰り返すうちに症状がだんだんと重症化していくことが多いです。
一度OASにかかったら完治する方法はないので
徹底してアレルゲンとなる食べ物を避けていく
しか方法はありません。
カモガヤアレルギーの症状を緩和したりやOASの発症リスクを下げるには?
カモガヤアレルギーの症状やOASについて解説しましたが、アレルギーは現代社会の生活環境を密接に関わっています。
合成着色料や添加物、マーガリンやショートニングといったアレルギーの原因となる物質が、現代の食生活には溢れています。昔の時より現代社会の方がアレルギーにかかっている人が多いのも、現代の食生活の変化に違いありません。
アレルギーは腸内環境の状態と密接に関わっています。腸内環境の状態が良いと、免疫力が高くなりアレルギーの症状も緩和されます。
腸内環境を良くするには乳酸菌を毎日摂取することがオススメです。
カモガヤ花粉症の飛散時期は5~9月と長いので、5か月間ずっと抗アレルギー薬を内服しつづけると体に負担がかかります。
そこでオススメなのが毎日、長期間服用しても体に負担がかからない乳酸菌サプリを使用する方法があります。乳酸菌を摂取することで腸内の環境が改善されて免疫力がアップします。アレルギーの症状は腸内環境の異常が原因と言われています。
乳酸菌といえば毎日ヨーグルトを食べることを思い浮かべる人も多いと思いますが、市販のヨーグルトや乳酸菌サプリは、乳酸菌が腸に到達するまえに、胃酸で生命力が失われて効果がかなり減ってしまいます。それに毎日ヨーグルトを食べるのは思いのほか大変です。
オススメするアレルライトハイパーはツルコケモモという果実から採取されたリフレクト植物性乳酸菌を、一日2粒の中になんとヨーグルト50kg分ギュっと濃縮したサプリです。
ヨーグルトパックに換算するとなんと100パック分です。
圧倒的な乳酸菌の数で、多くの乳酸菌を腸まで送り届けます。数を打てば当たるという発想です。もちろん植物性の乳酸菌なので胃酸にも強いので安心です。
美肌や健康促進に効果があるビオチン(ビタミンbの一種)も配合されています。
花粉症だけではなく一年中アレルギーにお悩みの方にもオススメできます。
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市販製品やヨーグルトにはリフレクト乳酸菌を配合している商品はなく、入手できるのはアレルライトハイパーのみです。
アレルライトハイパーは以下の公式サイトから購入することができます。
カモガヤアレルギーと小麦の関係
先ほどはOASについて紹介しましたがカモガヤ花粉症にかかると小麦や大麦を使った加工食品を口にしてもアレルギーが発症するケースがあります。
カモガヤはイネ科の植物です。小麦や大麦もイネ科の植物です。
基本的にある種類のイネ科アレルギーにかかったら、他の種類のイネ科アレルギーを発症するリスクが高まります。
例えば稲刈りの時期に田んぼの近くで、部活動の練習を行っていた生徒が急性のアナフィラキシーショックを起こしたこともあり、重篤な呼吸困難から意識を失う可能性もあります。
このアナフィラキシーショックを専門用語では小麦依存性運動誘発アナフィラキシーといいます。
カモガヤアレルギーになったら田んぼの近くで運動をしないことをオススメします。
小麦だけではありません。小麦を材料に使うパンやうどん、スナック菓子。特に、クッキーや洋菓子は、小麦と卵と砂糖を
使用していますので、口腔アレルギーになるリスクが高まるといえます。
小麦や卵は前述のとおりですが、アレルギーを深刻化させます。
砂糖も粘膜を分泌させる効果があり、体内の悪玉菌を増加させますのでアレルギーを悪化させる働きがあります。
イネ科の植物を使う加工食品、米油やコーン油、これらもカモガヤアレルギーを悪化させる可能性があります。
ジャンクフードやファーストフードといった、
美味しくて癖になる刺激的な食品は、
体の免疫力を低下させていきますので、
出来る限り食べない方が良いかもしれません。
小麦粉は日常生活の食品の至るところで
使用されています。カレーやシチューのルー
醤油や味噌、ケーキなどなど。
食品によって小麦アレルギーのなりやすさが
異なります。醤油や味噌などは製造を行うときに
小麦が分解されるので、比較的アレルギーの
危険性がないと言われています。
また、大麦やライ麦は小麦よりもアレルギーを
発症する確率が低いと言えますが、原料に
大麦を用いたビールでも、アレルギー症状が
出てしまったケースもあります。
カモガヤアレルギーを発症した場合
小麦アレルギーになってしまうことも
あるので、小麦を使用した食品を
食べて、違和感を感じた場合は
病院に行って検査してアレルゲンを
特定しましょう。
そして、小麦がアレルゲンとわかった場合は
食生活から小麦を使用した食品を排除する
ようにしましょう。
それしか予防対策方法はありません。
またアレルギーになりやすい体質というものが
あります。軽度の小麦アレルギーであれば
年齢が経過するごとに治ることもありますが
今度はアトピーが発症してしまうケースも
あります。
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まとめると、一度カモガヤなどの花粉症アレルギーを
発症してしまったら、病院に行き、アレルゲンを
特定する検査を行い、日常生活や食生活を
十分に注意しましょう。