カモガヤ花粉のピーク飛散量はいつ?飛散状況のまとめ!
カモガヤはイネ科の植物ですが、
花粉のピーク飛散量はいつになるのでしょうか。
また、カモガヤのみならず、イネ科の花粉は、
いつごろ飛散のピークを迎えるのでしょうか。
知らないと、突然、花粉症になってしまいますので、
この飛散のピークについて知っておきましょう。
今回はカモガヤをはじめ、イネ科の植物の
花粉の飛散量のピーク時期を解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
カモガヤとは?
カモガヤをはじめとする、イネ科の植物の
花粉が飛散する時期は、早いものは4月後半から
僅かずつ飛散をしていきます。
その為、スギ花粉やヒノキ花粉の花粉症と
勘違いし、病院を受診することがあります。
そこで初めて、イネ科の植物の花粉症だと知ります。
さて、カモガヤの飛散時期ですが、4月からです。
4月から7月まで飛散します。
前述のとおり、スギ花粉やヒノキ花粉と勘違いする
花粉が、カモガヤの花粉です。
カモガヤの飛散時期は、イネ科の植物の中では早く
飛散が収束する時期も早くなります。
6月など、雨が多い時期には飛散量が減りますが、
地面に溜まった花粉が乾燥しますと、
大量に空気中に巻き上げられますので、
突然、重たいカモガヤ花粉症になる
可能性もあります。
また、スギ花粉やヒノキ花粉症を患っていると
カモガヤの花粉症も併発しやすいそうです。
カモガヤは様々な場所に自生している、雑草です。
日本全国、いたるところに生えている、
とても生命力の強い植物です。
30cmから70cmくらいの大きさで、
黄色いおしべが飛び出しているのが、
カモガヤの特長となります。
黄色いおしべから大量の花粉が風にのり飛散します。
つまり、黄色いおしべが出ているときには、
近寄ってはいけません。
イネ科の植物の特徴は、
花粉が広域に飛散しない点です。
その為、近寄らなければ問題はありません。
土手や田んぼの畔などには大量に生えていますので、
花粉症にならないためには、4月から7月までは、
近づかない方が安全といえます。
もし、近づく場合は、マスクやゴーグルを
装備しておきましょう。
梅雨時や初夏では、マスクもゴーグルも
つけたくはありませんが、健康維持のために我慢が
必要といえます。
イネ科の植物の花粉飛散時期
イネ科の植物の花粉の飛散時期は、
5月から9月までとなっています。
少しずつ時期をずらし、様々な種類の
イネ科の植物が花粉を飛散させます。
9月にいったん花粉の飛散は止まります。
ただ、僅かな花粉は12月くらいまで
飛散されています。
1月から3月までは比較的落ち着いています。
また、稲刈りのシーズンになりますと、
再び花粉の症状が出てくることがあります。
これは、イネに付いていた花粉が、
稲刈りによって再び舞うからです。
その為、イネ科の植物にアレルギーがあるのなら、
稲刈りをしている田んぼの近くには、
近づかないようにしておきましょう。
近年では見ることがありませんが、
イネを干している場所に近づくのも、
症状が悪化しますので危険です。
イネ科の植物の花粉症
イネ科の植物の花粉で独特の特徴として、
喉がいがいがっぽくなる点です。
そのせいで、花粉症ではなく
風邪と勘違いしてしまいます。
夏風邪が治らない、熱が無いのに咳が止まらない
このような喘息に近い症状が出たら、
検査を受けてみるといいでしょう。
血液からすぐに、どのイネ科の植物に
アレルギー反応が出ているのかがわかります。
治療方法は、アレルギーを抑える薬を服用することです。
今は病院にいけば第2世代の抗ヒスタミン薬が
処方してもらえるでしょう。
スギやヒノキの花粉と同じ薬であっても
同等の効果があります。