軽い熱中症になったら何日休む?病院は何科?
夏になると外で遊びたいという気持ちになる
という方も多いのではないでしょうか。
しかし、暑い日に外で遊ぶと熱中症になってしまう
可能性が高くなります。
せっかく外で遊んでいても、熱中症になってしまったら
楽しめなくなってしまいます。
この記事では、熱中症の対策方法や休む日数、
足を高くする方法や何科病院に行けば良いのかについて
紹介します。
熱中症にならないように対策することはもちろんですが、
なってしまってからの対策にも十分気を付けましょう。
熱中症になったらどうなるのか
熱中症になってしまった場合はどうなるのでしょうか。
その症状をしっかり把握して、自分で熱中症だと気づく
ことが重要となります。
・軽症の熱痙攣
熱中症になってしまうと、軽症の熱痙攣を引き起こします。
熱痙攣は、熱による痙攣のことで、身体が震えることを
差しています。
熱で痙攣していると思った場合はすぐに病院へ。
・中等症の熱疲労
代表的な熱中症の症状としては、熱疲労があります。
倦怠感や疲労感を感じ、頭がふらふらとなる状態のことで
早めに治療する必要があります。
熱疲労の場合は、身体が重くなったような症状となり、
自力では立てなくなることもあります。
誰かに助けを求めて、病院に連れて行ってもらうなどの
対処方法が有効です。
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・重症の熱射病
熱射病になってしまうと、命の危険があります。
頭痛や疲労感で「夏バテ」と勘違いする方も多く、
症状に気付かない方もいるので注意しましょう。
熱射病の場合は意識を失ってしまうことも多いです。
熱中症になったら何日休むのが最適か
熱中症になってしまって、何日間も休まなくては
ならないという方も現代には多いです。
なかなか仕事を休めなくて、つい無理をしてしまう
ということも少なくありません。
基本的に熱中症になった場合、治療期間はそれぞれ
の人によって異なります。
軽症の場合は数時間から1日で治ることが多く、
中度で3日から4日、重度で1週間以上かかります。
また、重症の場合は3ヶ月ほど必要になることもあり、
働いている方は、しっかりと休養しなくてはなりません。
絶対にやってはいけないこととしては、無理をすること。
ちなみに病院に行けば、治療してもらえるので、
どうしても不安という方は、すぐに病院で治療して
もらうことが必要となります。
・足を高くするという方法
熱中症の治療において、足を高くするということが
おこなわれることも多いです。
なぜ足を高くするのかというと、それはショックを
防ぐためと言われています。
人間の身体は、熱を持つと臓器を守るために体温を
下げようと働きます。
汗を流すことによって体温調節するのは、内臓を守る
ためでもあるのです。
その時、手足や全身の皮膚などから熱を放出させて、
身体の熱を冷まそうとするのです。
この時、熱は血管を通して運ばれるので、全身まで
熱で満たされた状態になってしまうのです。
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そうなると、血圧が低くなり、脳などの臓器に血液が
循環できなくなり、ショック状態になることがあります。
それを防ぐために足を高くする方法が有効なのです。
何科の病院に相談すれば良いのか
自宅で熱中症になった場合、病院に連れて行こうと
思っても、何科の病院が良いのかわからないという
ことも多いです。
基本的には、病院は内科や救急外来などに相談する
ことが有効です。
救急車を呼ぶ状況の場合は、すぐに呼んで、患者の
身体の部位を冷やしましょう。
冷やす部位としては、主に首や脇、足の付け根など、
太い血管が通っている部分を冷やしましょう。
そうすることで、動脈が冷え、身体の熱も冷ますこと
ができます。
ただ、この方法はあくまで病院に行くまでの応急処置
なので、すぐに病院に行くことが重要です。