急性胃腸炎はうつる?潜伏期間や点滴や治療方法は?市販薬は効果ある?
胃腸炎の中でも、得に気を付けたいのが急性胃腸炎。
症状としては、激しい嘔吐や下痢、腹痛や発熱があり、
大人でも厳しい状況が続く病気となっています。
しかし、実際に急性胃腸炎になったことがない方も
多く、その症状や治療方法、うつるかどうかなど、
細かな点についてはわからないという方も多いです。
そこで、この記事では、急性胃腸炎の特徴について、
さまざまな側面から説明していきます。
気になる情報を紹介するので、参考にしてみて下さい。
急性胃腸炎の特徴とは?
まずは急性胃腸炎がどのような特徴をもっているのか、
その点について知っておく必要があります。
ここでは、基本的に疑問に思われることが多い内容を
説明し、理解を深めていただきたいと思います。
・急性胃腸炎はうつる?
急性胃腸炎で気になるのが、うつるのかどうかという
点ですよね。結論から言ってしまうと、ウィルス性の
ものに関しては、うつると言って良いです。
急性胃腸炎には、細菌性のものとウィルス性のものが
あるので、どちらか判断する必要があります。
ウィルス性の物であれば、親から子供にうつることも
多く報告されているので、注意しなければなりません。
経口感染などが原因となって感染することがあるので、
感染には十分注意しましょう。
・潜伏期間について
潜伏期間については、ウィルス性のものの場合は、
おおよそ1日から3日ほどで症状が現れます。
症状はさまざまですが、代表的なのは激しい嘔吐や
めまいがするほどの腹痛、下痢などです。
潜伏期間は比較的短いほうなので、感染してからすぐに
発症してしまうという方が多いのも特徴です。
そのため、対処する前に、他の人に感染してしまう
ということもあるのが特徴となっています。
・主な症状とは
症状については、先ほども説明したように、腹痛や下痢、
嘔吐などが代表的となっています。
しかし、中には発熱する方もいますし、体力の減退や、
頭痛を引き起こしてしまう方もいます。
症状が出た場合は、病院を受診して、医師に対処して
もらうことが効果的です。
ただの腹痛だと思っても、急性胃腸炎の場合は、
激しい痛みに襲われる場合がほとんどです。
早めに病院に行きましょう。
治療方法はどのようなものか
急性胃腸炎の治療において、重要となるのが食事。
普通に食事しても、気持ち悪くなって吐くことがあり、
何も食べられないという方も多いです。
治療においては、その「食べない」ということが、
大きな効果をもたらしてくれます。
普段と同じように食事をしても、胃が炎症を
引き起こしている状態なので、症状が悪化することが
あります。
しかし、何も食べないと身体はどんどん弱るので、
ある程度症状が治まった場合は、食事を再開することが
できます。
食事に関しては、刺激の少ないものを選び、刺激がある
ものは基本的に口にしないことが重要です。
ヨーグルトやお粥などは、消化にも良く、胃腸にも
優しいので、治療の中盤から終盤では効果的です。
また、病院に行くと点滴を受ける場合もあります。
これには、二つの意味があります。
一つ目は水分補給。胃腸が弱っていて口から摂取した
水分を吸収できないので、血管にダイレクトに経口補水液
を注入することによって水分補給の代わりとします。
もう一つは抗生剤が含まれたものを点滴するケースです。。
これは、口から抗生剤を服用するより、血管に直接
抗生剤を投与したほうが、効果に優れています。
熱を下げたり、吐き気を抑えることができます。
ただ、まずは病院での診察と医師の指示が重要です。
市販薬は効果があるのか
急性胃腸炎になった時、病院で薬が処方されます。
しかし、中には「市販薬で対処したい」という方も
いるのではないでしょうか。
市販薬の中で、特効薬というものはありません。
しかし、例えばビオフェルミンのように整腸作用が
ある薬に関しては効果的と言われています。
市販されている薬を選ぶ時は、慎重に選びましょう。
主に効果的なものとしては、整腸剤や腹痛を
緩和する薬、解熱剤などです。
ただ、胃腸が弱っている時に、無理に薬を飲むと、
逆に症状を悪化させてしまうこともあるので、
基本的には医師が処方したものを服用するように
することが重要と言えます。
あとは、自己判断で吐き気どめや、下痢止めを
飲まないようにしましょう。下痢や嘔吐は体内に
残ったウィルスを体の外へと追い出そうとしている
ので、これらの薬を飲むと回復が遅れてしまいます。
急性胃腸炎対策はしっかりとおこないましょう。
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