花粉症の症状で頭痛は起きる?
花粉症で悩まれている方に発症する症状
として頭痛が挙げられます。
本当に花粉症になっただけで頭痛まで
発展することはあるのでしょうか?
花粉症において頭痛の原因とは?
実は花粉を吸ったからといってそれが
直接頭痛の原因とはなりません。
多くの場合は頭痛だけというより
鼻水や喉の粘膜の痛みなどさまざまな
症状を併発しているようです。
鼻の粘膜の腫れ
花粉症になると始めは鼻が炎症を
起こします。というのも鼻の穴の中の
粘膜がアレルギー反応を起こすからです。
その場合、鼻の粘膜が腫れあがってしまうので
空気の通り道である気道が狭くなります。
そのうえ、鼻水が多量にでます。空気の
通る隙間がさらに狭くなってしまったり
頻繁に鼻をかむことによって
脳に供給される酸素の量が少なくなります。
その結果として鼻呼吸をすることによる
脳にとりいれる酸素の量が減ってしまうので
脳が酸欠状態となってしまいます。
なので頭痛がするわけです。
さらには、目の下と鼻の横の間にある
副鼻腔をという場所がありますが
そこが炎症を起こしている
可能性もあります。
その炎症は2種類あって
急性副鼻腔炎の場合は、鼻だけに
痛みを発症します。
しかし、慢性副鼻腔炎の場合は
鼻以外にも歯や頭まで痛みを
及ぼす可能性が高いです。
花粉症の場合、シーズン中だけだったと
しても2ヶ月くらいは症状を発症してしまう
ケースが多いです。
なので慢性副鼻腔炎と考えても
よいでしょう。
対策としては、耳鼻科に行って鼻の
粘膜の腫れを抑える薬や鼻炎を抑える
薬を処方してもらうのが早いです。
ただ、病院にいくと面倒な方も
いらっしゃるとは思うので
薬局で買えるアイテムを使って
花粉症による鼻炎を防ぐ方法を
紹介します。
・ワセリン
ワセリンは石油から精製された物質を
原料としています。食べても安全です。
このワセリンを薄く伸ばして鼻の穴の中に
塗ります、綿棒などを使っても
良いかもしれません。
そうすることで鼻の中の粘膜に花粉が直接
付くのを防いだり、呼吸するときに体内に入る
花粉の量を減らしてくれます。
・花粉 鼻でブロック
これも前述のワセリンと原理は同じです。
効果的にはこちらの方が優れているようです。
しかし、ワセリンの方が断然コスパに
優れています。
抗アレルギー剤を飲むことによる
副作用が気になるかたはこちらから
対策を始めてもよいかもしれません。
ストレスから来る肩こりが原因?
花粉症になると鼻水が詰まってしまい
それが原因で睡眠不足となって
体調を崩してしまいストレスを
溜め込んでしまうこともあります。
ストレスがかかっている状態だと
当然血流が悪くなり肩がこったり
しいては、それが頭痛の原因に
なったりもします。
睡眠の質をよくするためには
寝る前に体を適度に温めることが
大事です。
ぬるめのお湯に長くつかることで
リラックスしたりホットミルクを飲む
ことでスムーズに寝ることができるでしょう。
まとめ
花粉症にかかっている時は体の免疫力
が下がるので様々な症状を併発しやすいです。
大事なことは、花粉症が原因で頭痛になったから
といって頭痛薬をすぐに飲むのではなく
鼻炎や花粉をブロックする対策をしたりと
包括的な対策をするのが肝要です。
その後で花粉アレルギーを抑える薬を
飲んでも遅くはないはずです。