ヨモギ花粉症の症状は咳でピーク時期や予防対策は?草餅は平気?

花粉症といえば、スギやヒノキが有名ですが、
実は花粉は春から秋までいろいろな種類が飛散
しています。

 

ヨモギ画像

秋の時期で代表的な花粉症といえば、ブタクサや
イネ科花粉ですが、北海道地域では秋の花粉症と
言えば、ヨモギ花粉が有名です。

 

 

 

 

 

 


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今回はヨモギ花粉症の症状や飛散ピーク時期や
予防対策などをまとめてみました。またヨモギ
アレルギーと食べ物、特に草餅についての関係を
調べました。

 

 

ヨモギ花粉症ってどんな症状?

 

 

ヨモギを知らないという人はいないでしょう。
キク科の植物で、公園や野原、家の庭など
いたる所に生えています。

非常に繁殖しやすく、草餅の材料や化粧水と
してのヨモギエキス、お灸のモグサとして
私達の日常生活に強く関わっています。

しかし、ヨモギの花粉は風によって飛散する
風媒花となっているので、秋の花粉飛散時期に
なると、花粉を飛散させます。

 

 

症状としては、咳やのどの痛み、肌のかゆみ
鼻水などが挙げられます。特に食物アレルギーが
厄介な症状です。

花粉症対策として、マスクやゴーグルをしましょう
というのがありますが、ヨモギ花粉症が飛散する
時期は7~10月です。

 


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なので、目薬や内服薬、点鼻薬を使用して
ヨモギ花粉が体内に入ってきても平気な
体を作りましょう。

ヨモギは草なので、スギやヒノキなど背の高い
樹木から花粉が飛散するわけではないので
花粉の飛散距離は短いです。

しかし、道端の至るところから草が生えて
いるので、花粉を避けることは困難でしょう。

 

 

ヨモギ花粉症と食物アレルギーについて

 

 

ヨモギ花粉症にかかってしまうと、ある種の野菜や
果物を口にするとアレルギー反応が起きてしまう
ことがあります。

この症状を口腔アレルギーといってOASと呼びます。

原因は、ヨモギ花粉に含まれているタンパク質と
食べ物に含まれているタンパク質の成分が似ている
ので、体が同じアレルギー物質だと勘違いして
しまうのです。

具体的にどのような、食物を食べたらマズイかと
言いますと

 

トマト
セロリ
ニンジン
ピーナッツ
キウイ
ジャガイモ
マスタード

 

などいろいろあります。

厄介なことに、トマトでOASになったら
セロリでもOASになる可能性が高まります。

OASの初期症状としては、口の中がイガイガ
したりかゆくなります。その症状を繰り返して
いくうちに、全身に蕁麻疹ができたり
最悪の場合は急性アナフィラキシーショクと
言って、命を落とすこともあります。

予防対策としては、とにかくアレルゲンとなる
食べ物を口にしないことです。治療方法は
残念ながらありません。

 

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ヨモギ花粉症の飛散時期のピークは?

 

 

ヨモギ花粉症の飛散時期は7~10月となっています。
ブタクサ花粉症の時期と同じです。ピークは
9月です。

特に北海道では、秋の時期になるとヨモギ花粉が
多く飛散します。

 

 

逆に、北海道ではブタクサは
道南地方の函館以南しか、生えていないので
秋の時期に花粉症ということはヨモギが原因で
ある可能性が高いです。

北海道は牧草が多いので、他にはイネ科花粉症
が原因の可能性もありますが。

逆に本州ではヨモギ花粉症を発症している
患者数はそこまで多くないと推定されています。

 

 

ヨモギ花粉症と草餅の関係

 

 

ヨモギ花粉症にかかっている人は、
草もちを食べても平気か不安になるかも
しれませんが、結論から言うと大丈夫です。

ヨモギの葉自体に、アレルギーを起こす
ヨモギ花粉のタンパク質は含まれていません。

しかし、化粧品でヨモギエキスが配合されている
ものや、お灸のときに使うヨモギの葉で皮膚に
かゆみや赤みといった症状が現れることはあります。

注意しましょう。



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