花粉症ひどい咳と痰と吐き気に効く薬と漢方薬は?肺炎は?
花粉症の症状でつらいものが、咳や吐き気を
繰り返して呼吸困難になったり、しいては
睡眠障害を引きおこすことです。
痰を伴うこともあり効果のある薬や漢方薬
はないのでしょうか?調べてみました。
花粉症の咳の症状や原因は?
単純に咳だけなら、風邪と見分けがつきません。
目がかゆい、クシャミも多い、鼻水の量も多い
そして鼻水の色が黄色ではなく、透明でサラサラ
としているといった症状が併発しているようでしたら
花粉症の可能性が高いです。
原因としては、呼吸した時に花粉がのどにくっついて
アレルギー反応を起こしてのどがかゆくなったり
咳やクシャミが増えるといったことがあります。
しかし、原因の大部分は鼻づまりでしょう。
鼻がつまっていると、口呼吸しかできないので
のどの粘膜が乾いてしまい、炎症が起きて
しまいます。唾液の量も減り、口の中が乾燥
するということは抵抗力も減ってしまいます。
その他、鼻水が喉にたれてきて、それに
含まれていた花粉が喉にくっついて、
咳を誘発することもありえます。
花粉症による咳の場合は吐き気や痰を伴う
ことも多いので、単純に咳止めだけを服用
しても効果はありません。アレルギーの症状を
緩和する薬を飲んだほうがいいです。
花粉症の咳に効く薬は?
・アレグラFX
花粉症の薬として定番ですが、副作用に眠気
が入っていないのが評判が良いようです。
咳だけでなく、花粉症によるアレルギーの症状
全般に効果があるので使い勝手がいでしょう。
・アレジオン10
これは、アレルギー性鼻炎専用の薬です。
一日一回しか服用しなくて済むので飲み忘れ
を気にしなくていいのもポイントが高いです。
・アネトン咳止めz液
これは咳止めや痰を改善してくれるシロップで
味も薬っぽくなくて飲みやすいです。
一日6回という多めの回数服用可能で、頭痛や
胃の不快感を緩和してくれる成分も配合されています。
漢方薬については?
漢方は東洋医学の治療法で効果がすぐには
でません。そのかわり、副作用もほとんどありません。
体質改善をすることによって間接的に症状を緩和する
イメージです。直接症状に効くわけではありません。
花粉症と漢方の関係については大きく
二つのパターンに分けられます。
体に熱があるタイプの症状としては目が充血している
喉に痛みがある、体全体が熱っぽいといった症状
があげられます。
体に寒気があるタイプは、くしゃみや咳が多くでる。
就寝中など体温が低い時になると症状が
特に悪化するといった感じです。
どちらのタイプか判断するには、お風呂に入った
時に症状が悪化するのであれば、熱があるタイプ
症状が緩和するのであれば寒気タイプとなります。
それによって服用する漢方薬が
異なるので注意してください。
体が熱っぽい人は、十味敗毒湯加桔梗石膏や白虎湯
寒気がある人は、小青竜湯や葛根湯単味が処方
されるみたいです。
花粉症と肺炎
花粉症が原因で肺炎になることはありうるのでしょうか?
一説によると、花粉症によって副鼻腔炎になってしまい
そこで増えた菌が器官の方に移動して肺炎に
なってしまうというものです。
しかし、根拠はないので正しいかどうかは不明です。
花粉症だと勘違いして肺炎の状態を放置して
悪化させたケースもあるようです。不安な時は
病院へすぐにいきましょう。