イネ科の植物一覧図鑑画像!花粉症やアレルギーの原因になる?
イネ科花粉症の原因となる植物はたくさんあって
似ている植物も多いためまぎらわしいですよね。
今回は画像付きでいろいろなイネ科の植物
を調べてみました。
イネ
ムギやトウモロコシと一緒に世界三大穀物として
有名です。イネ科イネ族として22種類があり、
食用としては、2種類のイネが栽培されています。
アジア地域で栽培されているイネは
ジャポニカ種とインディカ種の2種類があります。
イネの田植えの時期は5月ごろと言われています。
その時期になると先端に花をつけるので、花粉が
飛散します。
また収穫の時期は九月ごろですが、その時は
イネを刈り取ったり、脱穀したりで、もみ殻が
大量に飛散します。
なので田植えの時期とイネ刈りの時期は
イネが植えてある田んぼに近づかないほうが
いいでしょう。
オオアワガエリ
牧草として、日本では生息していてヨーロッパが
原産と言われています。背丈が1m未満と小さく
先端に多数の小さい穂をつけます。
別名をチモシーといって、乾燥させてウシや
ウマやウサギなどの家畜の食用とします。
イネ科花粉症の中でも、カモガヤに次いで花粉症
の飛散量が多いので注意が必要です。
花粉が飛散する時期は5月から8月の間で
冷淡な気候の北海道などでは、主に8月に花粉が
飛散します。牧場以外にも土手や道端にも
大量に生えています。
日本には、明治時代に北海道に輸入されたのが
そもそもの始まりとされています。
コヌカグサ
イネ科の雑草の一種です。背丈は50~100cmほどで
花が咲く時期は5~7月で、開花直後は緑色ですが
次第に、赤紫色へと変わっていきます。
ヨーロッパが原産地ですが、日本に導入されたのが
最初は牧草目的でしたが、次第に牧草としては
利用されなくなり、今は雑草として生息しています。
この植物も道端のいたるところに生えているので
注意が必要です。身近な場所にあるということは
それだけ、花粉にさらされるリスクが高くなります。
アシ
背丈が数mあり、花粉の飛散距離も他のイネ科
よりも範囲が広くなります。日本全国どこでも
見ることはできますが、河川敷や、川の下流
付近や海の干潟などにメインで生息しています。
通常は、大きな茂みを形成するので、パッと見は
わかりやすいと思います。関東ではアシと呼ばれて
いますが、関西では、ヨシといわれています。
海の近くは常に風が強いので、アシの花粉は
より飛散しやすくなっているので注意が必要です。
花粉のピークが8~9月と言われています。
この時期はキャンプや釣りなどアウトドアが
楽しい時期ですが、その近くにアシが生えている
ことも多いので注意してください。
麦
これも有名な植物ですね。パンやうどんとして
加工された食品は、日常生活でもお馴染みでしょう。
ムギの収穫時期は6月なのでこの時期が一番
花粉が飛散すると言われています。
麦の花粉に注意というよりは、小麦アレルギーに
注意した方がいいです。イネ科花粉症に
かかると、小麦アレルギーを併発してしまう
リスクが高まります。
以上、花粉症の原因となるイネ科植物を
いくつか紹介しました。他の種類の植物も
紹介しているページもあるので是非ご覧ください。