イネ科の雑草アレルギー図鑑画像!芝生は?
イネ科花粉症の対象となる植物は非常に種類が
多いので対策が難しいですよね。
今回は芝生とイネ科花粉症をメインに
画像も入れてご紹介します。
芝生とイネ科花粉症
芝生にはイネ科の植物も含まれておりそれが
花粉症の原因となります。イギリスでは花粉症の
原因の9割以上が、芝によるものだと
報告されています。
芝生にはいろいろな雑草が生えていますが
イネ科雑草と広葉雑草の2種類に分類できます。
前者に関しては、葉の形状が細長くて葉の筋が
平行であることが特色です。
後者は、葉の形が全体的に丸っぽく、葉の筋が
網状です。芝生に使われている植物も花粉を
飛ばすので、当然ながら花粉症の原因になります。
では、次に芝生に使われているイネ科の雑草で
花粉症の原因となる植物を中心に紹介していきます。
メヒシバ
地面に細い茎を張り巡らせて、背丈が数10センチの
茎の先端に、形が細い穂をつけ、そこから花粉を
飛ばします。
メイシバと言われることもあります。花が咲く時期が
7月ごろなので7~9月頃に花粉を飛ばします。
芝生以外にも、畑や道端などいろいろなところで
見かけることができます。
除草剤を散布してもなかなか、枯れず庭の手入れ
をする時には駆除に苦労する雑草として知られています。
オヒシバ
地下の茎を張り巡らせず、そのまま1株ごとに
生息していて、背丈は数10cmです。
花が咲くのは夏が始まってからなので花粉を
飛ばすのは、7~9月と言われています。
スズメノカタビラ
繁殖力が非常に強く、スズメノテッポウと肩を
並べて、庭や畑の手入れをするときにとても
苦労するイネ科の雑草です。
茎は平らな形状で、茎の先端に白緑色の丸い
形状の花をつけます。花が咲く時期は2月ごろで
夏の初めまで長い期間で花粉を飛ばしています。
このスズメノカタビラは日本ではいろいろな
所に生息しているので、近づくことを避ける
のは難しいでしょう。
チガヤ
よく、空き地や芝生に群生しており細くて
とがった形の葉をたてて、先には白い穂を
だしています。食用としても利用されていた
ことがありました。
花が咲く時期が4~6月ごろと言われています。
チカラシバ
道端や堤防や芝生でよく見かける植物です。
先に、白い色のブラシに似た穂をつけるのが
特徴的です。
地下に張り巡らしている茎は短いですが
引き抜くには、とても力がいります。
庭の芝生を手入れするときに非常に
苦労する雑草です。8~9月頃に
花粉を飛散させます。
家の庭と芝生の関係
もし、家にいるのに花粉症の症状が出ている場合は
上記にあげたような植物が、家の庭の芝にあるのが
原因かもしれません。
しかし、庭の芝には、除草しなくてもいいタイプの
芝も混じっています。なので選択除草剤といって
除草したいイネ科の芝だけを枯らしてくれる薬剤
もあるようです。
発芽抑制剤といって、発芽したばかりの雑草に
対して、枯らす効果がある薬剤もあります。
これは、すでに大きく育った植物には効果が
ないので、新しい芝を植えた直後に散布すると
花粉症の原因となるイネ科の雑草が繁殖
するのを予防できます。
スギ、ヒノキ、ブタクサぐらいと思っていましたが芝の花粉症がこれほど影響されているとは知りませんでした。研究所とミーティングしてさらにみなさんにお役に立てるオーガニック花粉症対策サポートウォーターの開発に取り組んでいきたく思います。今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。
花粉症の原因となる植物の種類はたくさん
ありますが、スギ・ヒノキ以外は自分達の
生活の身近に生息しているのでマスクや
ゴーグルなどの対策をしていたらキリが
ありません。
体内に花粉が入ってきても大丈夫なような
花粉症予防対策をしましょう。