ブタクサ花粉症の対策!症状の咳に効く市販薬は?時期飛散いつまで?
日本では、花粉症といえば、スギ、ヒノキ花粉なので
ブタクサ花粉症はあまりメジャーでないかもしれません。
しかし、アメリカでは花粉症の原因で一番多いのが
ブタクサ花粉によるものであり、世界規模で見れば
スギ、イネとならんでブタクサ花粉は世界3大花粉症
の1つとなっています。
時期や飛散場所は?
ブタクサの花粉が飛散する時期は8~10月です。
東北や北陸など寒い気候の地域は花粉飛散の
ピークが早まって九州など温暖な地域はピーク
は遅くなる傾向があります。
ちなみに、北海道ではブタクサがほとんど生息
していないので、ブタクサ花粉症はありません。
そのかわり、イネ科花粉症は多いですが。
背丈は1mくらいなので花粉は遠くには飛散
しません。しかし、道端や畑、公園、野原など
日常生活の至るところにブタクサは生えているので
ブタクサ花粉に完全に近づかないことは難しそうです。
症状や効果がある市販薬は?
症状としては、咳やくしゃみ、目のかゆみや喉の腫れ
鼻づまりなどが挙げられます。花粉の粒子のサイズが
スギ花粉の半分ほどなので、呼吸をしたときに
気管支に花粉がより入り込みやすくなっています。
そのため喘息の症状を併発しやすいです。
ではここから咳止めに効果が
ある市販薬を紹介していきます。
・パブロンs咳止めカプセル
中身が液体状なので有効成分がすぐに溶け出します。
ブロムヘキシン塩酸塩や抗ヒスタミン剤や気管支を
拡張する成分が、有効成分として含まれています。
一日3回服用します。せきやたんを
抑える効果があります。
・アネトン咳止めz液
液体状のシロップですがレモンティーの風味が
あるので飲みやすいと評判です。卵アレルギー
の人は飲用できません。
せきを鎮めたり、たんがからまないようにしたり
アレルギー炎症を抑える有効成分が含まれています。
一日6回まで使用できますが症状の度合いによって
回数を調整できるので便利です。
・ベンザブロック咳止め液
一回で飲む量ごとに個別に包装されて
いるので外出時でも手軽に飲めます。
せき中枢を鎮めるジヒドロコデインリン酸塩や
のどの痛みを抑えるトラネキサム酸が
有効成分として配合されています。
清涼感があるメントール味なので、甘さが
抑えられていて飲みやすいです。
6歳から使用できて食事の時間に関係なく
使用できるので便利です。
その他注意すべき点は?
カモガヤ花粉症にかかると特定の食べ物に対して
アレルギー反応を起こすことがあります。
メロンやバナナやスイカの果物を食べると
口に違和感を感じたり、しびれるような症状が
おきる場合があります。
この症状をOASといって、アレルギー症状の
一種です。何度も繰り返し症状が起きるうちに
全身にアレルギー症状が起きることもあり
注意が必要です。
食物アレルギーを特定するには血液検査が
一番手っ取り早いです。血液中のIgEの値を
分析することによって、どの食べ物や花粉が
アレルゲンかを正確に調べることができます。
また、花粉症にはハーブティーが効果があると
有名ですが、ハーブはブタクサと同じキク科の
植物なのでハーブティーは避けたほうが無難でしょう。